たーくパパの育児ノート

夫婦二人で一年育休をとる話です。

70時間近く陣痛と戦った末に、帝王切開にて無事に産まれました!

こんにちは!たーくパパです。

ついに我が家にも待望のベビーが産まれました!しかしここに至るまでは本当に壮絶でした。

 

世の中の男性、特に子供が欲しいと思っている旦那さんに一番お伝えしたい事は絶対に立会い出産をした方が良いということです。そうしないと奥さんに一生恨まれる事になるかも知れません。うちの父は恨まれてます…

 

出産の大変さは本やインターネットでわかったつもりになっていました。しかし...考えが甘かったようです。

 

陣痛が10分おきくらいから本陣痛というのでそこから出産までの経緯を時系列で書いて行こうと思います。時間がある方で出産がどのようなものか知りたいなって方は良ければ読んで下さい。難産でしたので、いわゆる普通の出産ではないとは思いますが、あくまで一例として紹介します。

 

18日の夜10時

ここのところは前のブログに書きましたが、陣痛が8分から12分間隔でくるようになりました。この時は遂にきた!という感じでした。

陣痛中に身体を触られるのが嫌だったため、陣痛が来てない間に背中や足をマッサージしてました。

陣痛促進のツボ 「太衝」 が気持ち良いと言っていました。

なかなか陣痛の間隔が短くなりません。

 

19日の朝9時

変わらずだいたい10分おきに陣痛が来てました。妻はほとんど眠れていない様子でした。

二人で今日には生まれるかな!なんて話しをする余裕がありました。

しかし、待てども待てども安定して10分より縮まってきません。

 

19日の夕方17時

時々12分とかあくものの、大体9分くらいの間隔になってきたので病院に連絡をしました。毎回10分より短くなったら来てくださいとの事でした。先が長い!こんなに長くかかるものなのか!?と先が怖くなります。

 

19日の夜11時

ついに10分以上の間隔が空く事がなくなり、病院に連絡を入れて向かいました。

正直もうやや疲れていました。ようやくここまで来たといった気持ちです。

子宮口が5センチしか開いていなかったので、陣痛室に通されました。子宮口は10センチ開かなきゃいけないそうです。5畳ほどのスペースに布団がひとつとリクライニングした椅子が一脚ありました。

この晩は妻は痛みのせいでほとんど眠れませんでした。僕もマッサージをして過ごしました。

この時は5分から8分間隔で陣痛が来ていました。そうして朝を迎えました。

 

20日の朝9時

内診で確か子宮口6、7センチくらいだったと思います。とにかく子宮口が開かなくて絶望したのを覚えています。こんなに苦しんでそれしか開いてないの!?と驚きました。

 

20日の午後2時

変わらず陣痛は来るのですが、短くならないため、陣痛を進めるために一緒に歩きました。痛いのに、さらに痛くするために歩く何てことが出産以外にあるでしょうか。

 

20日の午後3時

ついに3分ごとに陣痛がくるようになりました!!これはいよいよ!?と期待が膨らみます!しかし、ここから痛みの質が変わったようで、「痛いいいいい」と泣きながら言うようになりました。3分おきに襲われる陣痛に、毎回そのように泣き呻くのです。なんという苦行。。。1秒でも早く生まれてくれー!!

 

20日の夜8時

3分おきに来ていた悪夢のような陣痛が、なぜか3分から5分おきへと伸びている!!しかし痛みはそのまま。もはや地獄です。眠れません。陣痛が来たらマッサージするので、僕も夜通しマッサージしました。陣痛と陣痛の合間に意識を失うように眠る妻。そして陣痛で目覚める。

なんとこれが朝まで続くとは…

 

21日の朝9時

あんなに苦しんだのに、子宮口が8センチしか開いていない!!陣痛の間隔も5分間隔だったので陣痛促進剤を使用する事になりました。

助産師さんから「上手くいけば昼には産まれますよ」と希望の言葉が!!

妻は「いたあああああいいいいいいいいいああああ」と陣痛に耐えています。助産師さんが息を長く吐いてと助言してくれるんですが、難しそうです!

 

21日の昼12時

子宮口がついに9センチまで開きました!まだ産まれる気配はありませんが笑

しかし内診でお医者さんから思わぬ言葉が

「あれ?向きが良くないね。横向いちゃってる。四つん這いになってみようか」

なにー!!!いまさらそんなこと言われても!!もっと早くわからなかったんですか先生!!!

と心の中で言いました。

四つん這いなるのが辛いこと辛いこと。

前よりも痛みが強くなるようで

妻「いたあああああいいいいいいいいい」

僕   腰を全体重をかけてマッサージをしながら「息を吐いて!ふーーーーーー」

妻「できないいいいいい」と言いながら僕の髪の毛を掴む

僕「わかった。もう言わないから。」

そうして僕は無言で全力のマッサージを続けました。

1時間ほど四つん這いになり、もう30分程あぐらの姿勢になり(これがまためちゃくちゃ痛がる)、横向きになったりして子供の位置を調整しました。

この時も陣痛と陣痛の合間に妻は意識を失うように寝てました。もはや寝てるのか意識を失っているのかわかりません。

「いたあああああいいいいいいいいいいいん…(1分ほどして)…すー。すー。」

といった感じで呼吸をするので、

え!?死んだ!?と、何度か本気で心配しました。

 

21日の午後3時

苦しい姿勢を3時間続け、ようやく内診。そしてお医者さんが一言

「あー。逆向いちゃったね」

 

 

「おいいいいいいい!!!!!もっと早くに見に来いやー!!!!!!!逆向いちゃったねじゃないよ!絶対途中で丁度良い姿勢あったでしょ!なんで3時間開けた!?」

と、心の中で叫び、絶望しました。

そしてまた四つん這いになれと言われました。

あなたは悪魔か。

 

そこからまた四つん這いになったんですが、すでに妻の体力は無くなっていました。

「もう無理…」と四つん這いではなく、横向きになって陣痛に耐えました。

おしりにテニスボールを当てて全力で押しながら(こうするといきみを逃す事が出来るそうです)背中を人差し指と中指の第二関節で全体重をかけて押す。これを続けていたせいでもう関節は赤く硬くなっていました。10日以上経った今も関節の皮膚が硬くなっています。硬くなった皮膚を触るとちょっと誇らしい気持ちになったりします。どうでも良いことですね。

 

1時間程経ち、内診をして医者が言いました

「もう1時間四つん這いになって、内診して向きが良くなってなかったら人工的に破水させましょう」

 

人工的に破水をさせるとは、普通は陣痛の圧力に胎盤が裂けるそうなんですが、これを切ってしまうとの事。こうすると出産が進む人もいるそうです。

 

しかし妻は体力も気力も限界でした。

 

「もう無理…もう頑張れない。帝王切開にしてほしい。」

 

そうして帝王切開をする事になりました。「児童回旋異常」という病名がつくようです。

 

この病院では帝王切開で立会いが出来ないため、手術室にて待ちました。万が一を考え、妻の母にも連絡を入れ、来る事になりました。

 

2時間かかると言われて、そわそわと待っていたら、なんとたったの30分で産まれました!早すぎて最初自分の子供じゃないと思っちゃいました!

 

手術は無事に終わりました。こうして70時間かけてようやく出産を終えました。

 

帝王切開になって、ようやく痛みから解放されると思ったら、切られてる感覚があって痛かったそうです。

 

助産師さん「おなかアルコールで消毒していきますね」

妻「あの、冷たいんですけど」

助産師さん「大丈夫ですよー!切る前にちゃんと確認しますからね」

という会話の後、確認なく普通に切られたそうです。

 

術後は意識があるものの、麻酔の影響で意識が朦朧としていたので、しっかり話せたのは次の日でした。

 

この経験から男性は絶対に立会い出産をすべきだと思いました。

 

まず、妻に感謝の気持ちが強くなります。子供が産まれたのはもちろんですが、妻が無事だった喜びの方が大きかったです。妻の努力なくして子供は産まれないのを実感します。

 

次に、妻からも感謝されました。乗り越えなくてはならない試練はこれからも沢山あるでしょうが、一番最初の試練を二人で乗り越えた達成感もありました。もちろん妻が頑張ったのですが、少しだけでも力になれたかと思うと嬉しいですね。二人の絆が強くなったと思います。

 

最後に、立会い出産をしなければ、僕は産まれた赤ちゃんに夢中になっていたかもしれません。「かわいー!!」とか言って。まず妻に感謝の言葉が言えたでしょうか。

 

これを読んで、それでも立会い出産が出来ない男性はぜひ奥さんをこれでもかというほどいたわってあげて下さい。

 

思い出しながら書いていたら随分長くなってしまいました。拙い文章をここまで読んでくださり、ありがとうございました。