たーくパパの育児ノート

夫婦二人で一年育休をとる話です。

妻が乳腺炎になりました

出産して一ヶ月がたつころ、妻が乳腺炎になってしまいました。

 

夜中の添い乳で乳首を痛め、少しずつ痛みがましていっていたのですが、

ネットで検索するととにかく赤ちゃんに飲ませるのが良いとのこと。

 

その情報を信じて妻は強い痛みに耐えて授乳しました。

 

しかし一向に良くなる気配はなく、むしろ痛みが強くなっていきます。

 

朝9時ごろ、乳首の先が一部白くなっていることに気が付きました。

 

調べると白斑というものらしいです。母乳の出るところが詰まってしまい、膜ができて、そこにたまった母乳によって白く見えるとのこと。

 

みるみる乳房が固くなっていき、サッカーボールのようになっていきました。

 

もはやこの時は体を少しでも動かすと強い痛みを感じているようでした。

 

妻のお母さんの知り合いに母乳マッサージができる人がいるということで電話をしました。

 

すると今日来てくれるとのこと!しかも予定を変更して早く来てくれるとのこと。

 

乳腺炎は初期対応が早ければ早いほど良いそうです。悪化させてからだと治りが良くないんですね。

 

何も食べてはいけないとも言われました。食べると母乳が作られて乳腺炎が悪化してしまうからでしょう。

 

来てくださったのは70歳くらいのおばあちゃん。優しそうな雰囲気で笑顔が素敵な方です。

 

もはや僕には神様が来てくれたように感じました。

 

一秒でも早く妻を見てほしくて急いでお通しすると、赤ちゃんを見てるではありませんか。

 

「いやいや赤ちゃんは今なんでもないんですよ。そういうのは後で良いのでまず妻を見てください!」と心のなかでつぶやきました。

 

しかも妻に赤ちゃんがお腹のなかでどういう風に過ごしていたかをとつとつと話し始めるんです。

 

「そんな話はどうだっていいんです!!早く妻を見てください!!」と心の中で言いましたが、失礼があっちゃいけないかと思い、押しとどめました。

 

ですが話を聞いているとお母さんが乳腺炎になると赤ちゃんにもトラブルが発生するんですって。

 

良かった何も言わなくて。

 

うちの赤ちゃんは便秘になっていました。

 

神様は赤ちゃんのおなかをマッサージするとともに、おしりから綿棒を差し込みました!

 

こうすると赤ちゃんが飛ぶような勢いでうんちが出る時もあるんですって!

 

ほんまかいな。と見ていると・・・・ぶりぶりぶりー!とまぁ音の割には大した量ではありませんでしたが、そこそこ出ました!

 

そうして赤ちゃんを落ち着かせることでマッサージも落ち着いてできるんですね。

 

触れるだけで強い痛みがあるようでしたが、神様は加減をしながら優しくマッサージをしてくれました。

 

乳房全体のマッサージをして、乳輪を親指と人差し指で挟み、絞り上げる。こうすることで母乳が出てきます。

 

すると最初はじわっとしか出なかった母乳がぴゅーぴゅーで始めました。空飛ぶ母乳です。

 

妻も前から自分で搾乳をしていましたがぽたぽたとしか出なかったのに!

 

さすが神様です。見事な手腕!母乳が溜まっているところも触るとわかるそうです。

 

僕も出来るようにならねばとやり方を教わりました。

 

通常、乳腺は10本以上出るそうで、しっかり開くとシャワーヘッドのようにその10本の乳腺からぴゅーーーーっと出るそうです。

 

しかし妻の乳首から飛ぶように出るのは1本だけでした。

 

さらに妻の乳腺はねじれがあり、詰まりやすいそうです。そういう人もいるんですって。

 

乳腺炎の予防で大切なのは食べ物!冷めたら固まる油(豚肉、牛肉、鳥の皮)は食べてはいけません。

 

食べて良いお肉は鳥の胸肉。最近になって僕たちも分かったことですが、胸肉も野菜などと比べるとやっぱり詰まりやすいそうです。

 

後はねっとりした食べ物(お好み焼き、カレーなど)

 

実はこの乳腺炎になる前日の昼にレトルトカレーを食べていました。そしてその日の夜は天ぷら。

 

今だったら絶対に食べないものです。

 

母乳がねっとりしている(白色)と詰まりやすい上に、授乳の時に痛みが強いです。

 

さらさらな母乳(うっすら白色でやや澄んでいる)だと痛みは強くないそうです。

 

2か月になる今になり、ようやくさらさらな母乳が出てくるようになりました。

 

うちの母が乳腺炎のレシピをいろいろ工夫して、胸肉の料理や、お魚料理、豆腐ハンバーグ、こんにゃくステーキ等々作ってくれましたが、結局は粗食が一番よさそうです。

 

ご飯を沢山食べておかずはお魚を一切れとお野菜とお味噌汁。おかずの食べ過ぎは良くないですね。

 

神様はこの日、3時間以上マッサージを根気よく続けてくれました。

 

次の日も3時間マッサージ。その後は妻が痛くなったタイミング(一週間に一回程度)来ていただきました。

 

僕も教えていただいたマッサージを痛みがある時は2時間、3時間と時間をかけてマッサージをしました。

 

素人の僕がやっても少し良くなるようです。しこり(母乳の溜まる箇所)もわかるようになってきました。

 

乳腺炎の痛みは周りの方に理解して貰い辛いです。乳腺炎の程度が人によって様々で「私も乳腺炎になったけどがまんしたわ!」なんて言われちゃいかねません。

 

乳腺炎の程度が人それぞれであれば、痛みの程度も人それぞれ。それを一緒くたにしてわかった気になって欲しくないですよね。

 

うちの母もその口で最初は「バランスよく食べてれば大丈夫よー!」と気楽なもんでした。今はちゃんと理解してくれています。

 

乳腺炎で苦しむ人のブログを見てその大変さが分かったようです。

 

つわりの辛さも、陣痛や出産の辛さも人それぞれ。それを強く感じます。わかった気になるのが一番危ないですね。福祉の仕事に通じているものがあるなと思います。

 

そして皆さんに知ってほしいのは母乳マッサージをしてくれる人の存在。

 

乳腺炎や母乳のことで悩んでいる方は「桶谷式乳房管理法研鑽会」というHPを調べてください。

 

僕たちを助けてくれた方は桶谷式の方ではないのですが、研修は受けたと言っていました。

 

もしくは市役所などに問い合わせても紹介してもらえるかもしれまんせんね。