うつ病に悩むあなたへ
あなたはゲームの選手だった
でも怪我をして選手として活動することは出来なくなった。
選手としてまた戦いたいという気持ちがある。
でもあなたは今選手じゃない。
だからいままでやっていたゲームのルールも、社会の評価も今のあなたには全く関係がない。
選手じゃないあなたに、選手だった頃の評価基準は適用されない。なぜならあなたは今は選手じゃないんだから。
また選手としてやっていきたくても、そうじゃなくても、やる事は同じ。
ゲームの選手じゃなくなったあなたは、人として、自分の身体を大切にケアしていくこと。
休む事に焦りや不安は出てくる。それは選手だった頃の自分の気持ちがそうさせている。でも思い出してほしい。あなたは今は選手じゃないんだということを。
怪我をしたまま、ルールに縛られて、プレーを続けてはいけない。
あなたに必要なのは休む事。焦りや不安は必然的に出てくるものだと思って。でもその感情に飲み込まれてはいけない。負の感情を味わってみるのも悪くはない。
鬱々とした気持ちを無理に跳ね除ける必要はない。その気持ちの中に勇気を持って沈んでみるのもいい。
どこまでもどこまでも沈んでいく。永遠に沈み続けるんじゃないかという恐怖もある。でも沈んでみる。
そして底についた時、少し安心できる。底があった事を知る事が出来る。
底でも生きていく事が出来る事を知る。まずはそこから。
生きることは苦しいと思う。それは怪我が痛いのと同じ。痛いからと暴れてはいけない。痛いところを子供のように叩いてもいけない。
じっくりと休む事をあなたの身体が求めている。身体の声だと思って受け止めてあげて欲しい。